手間をかけずに家庭で魚を食べるには
こんいちは、水産業界で働いているホタテ王子です
今日は「家庭で魚を簡単に食べる方法」についてご紹介します
魚は家でさばくのは面倒
魚は日本で昔から食べられている家庭的な食品でした。
しかし、時代もかわりお肉や野菜が簡単に手に入り、レンジだけで簡単においしい料理が作れてしまう今
鱗をとったり、内臓を処理したり、骨を捨てたりと
まるまるの魚を家庭で調理するのはとても「めんどくさい」「手間がかかる」と思う皆さんは多いのではないでしょうか?
体に良いのはわかっていても、魚の調理に抵抗があるのならば。切り身や一夜干しでも魚の魅力は十分に味わえます。
しかし、食べるのであれば生の魚を食べてほしい。
魚を触れなくても、下ろせなくても、栄養価が高く不飽和脂肪酸や悪玉コレステロールの少ない魚のおいしい部分を取り入れてほしいです。
魚屋さんで買うなら下ろしてもらおう!
鮮度の面では、調理の直前に下ろした方が好ましい場合がほとんどです。
もし自分でさばけなかったり、ゴミの処理がめんどくさい場合は、スーパーの魚売り場などで頼んでみましょう。
頼み方は「これを三枚おろしにしてください」「刺身用に切ってもらえますか?」などです。
ほとんどの下処理なら、売り場の後ろで魚をさばくところが見えたり、加工無料と書かれてるお店なら快く引き受けてくれます。
ですので、魚やで丸まるの鮮度の良い魚を買って、その場で「3枚おろしにして」などと頼むのが実は賢い買い方です。
私自身も百貨店の魚売り場でアルバイトをしていましたが、多くの方が、まるまるの魚を持ってきて「3枚に下ろして」「切り身にして」などと頼みに来ていました。中には”柵”の状態のマグロなどを「刺身の状態にして」などと頼まれる方もいました。
おいしく魚を食べてもらえるのであれば、喜んでご協力します!
スーパーなどでおろしてもらえば、自宅に帰っても鮮度良く、生ゴミも出ず、嫌なにおいも残りません。
なんでも魚屋さんに聞いてみよう
魚を「よし、食べてみよう」と思ってもどうやって調理売れば良いのか
また、どのようにして食べるのがおいしいのかわからないときってありますよね?
そんなときは、すぐに売り場の方に聞いてみましょう。
どんな初歩的な質問でもかまいません。「これって刺身で食べられますか?」「これって何日後まで食べられますか?」などです。
最近は魚になれてない方が多いのは魚屋も知っているため、どんなに初歩的な質問をしても驚かれることはあまりありません。
仲の良い魚屋を作ろう!
おいしいお魚を買って食べるために一番のおすすめは、なじみの魚屋さんを作ることです。
スーパーの魚売り場にいつもいる人でもかまいません。
刺身の盛り合わせなどがスーパーで売られていますが、これは前の日の柵の残りや、遠い加工場で一気に作られ少し時間のたったものが多いのが事実です。(しっかりと店内で当日盛り合わせた鮮度の良いものももちろんあります)
良い魚、おいしい刺身を食べるには、まず仲の良い魚屋を作ることです。
行きつけの居酒屋のような感覚で、「おいしい魚はあそこで買う」といったなじみの魚屋を見つけましょう。
ちょっとそれは難しいな、と思うのであれば、以前お伝えしたように「生」「解凍」などの表示がしっかりされているお店の方が良いでしょう。
ぜひおいしい魚を食べてみて
魚屋さんとなじみになれば、賢い買い方や味わい方、本当においしいものを教えてくれます。
さぁ、おいしい魚を食べに行きましょう!