中国へのODA終了らしいけど、ODAって何?
こんにちは、青森県平内町のほたて王子こと塩越遼太です!
2018/10/23のニュースで「中国へのODA終了。40年で3兆円の支援。中国近代化を支えた。」
等々ありますが
そもそもODAってなに?
[blogcard url="https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/oda/oda.html"]
検索すると
開発協力とは,「開発途上地域の開発を主たる目的とする政府及び政府関係機関による国際協力活動」のことで,そのための公的資金をODA(Official Development Assistance(政府開発援助))といいます。政府または政府の実施機関はODAによって,平和構築やガバナンス,基本的人権の推進,人道支援等を含む開発途上国の「開発」のため,開発途上国または国際機関に対し,資金(贈与・貸付等)・技術提供を行います。
なお,一般に「経済協力」には,下記の図のとおり,その他の公的資金の流れ(OOF)(注:国際協力銀行が行う民間の輸出信用や直接投資に対する金融等),民間資金及び非営利団体による贈与を含みます。外務省HPから引用
簡単に言うと、国際社会の中で、平和や安全のために貢献していく
その中において、飢えや貧困に苦しみ、生活に困っている人々を支援することで、世界の平和と、日本の信頼を築いていこう
ということなんですね
中国へのODAの歴史
日本から中国へのODAは日中平和友好条約が発効した翌年の1979年に開始されました。
約40年にわたって総額3兆6500億円超を供与し、中国の経済発展を下支えしてきました。
しかし一方で、中国は2010年に国内総生産(GDP)で日本を抜いて世界2位の経済大国に成長しており、対中ODA継続の必要性については、日本政府内で疑問の声が出ていました。
対中ODAは、当初は発電所や鉄道など大型インフラ整備のために低利で融資する円借款(有償資金協力)が中心で、中国の改革・開放路線を支援した。ピーク時の00年度には円借款だけで2144億円に達しましたが、中国の経済成長と並行する形で、ODAの見直しが進み、07年度には円借款が終了しています。
その後は、医療分野の専門家派遣などの技術協力や、農村部での学校建設など少額の無償資金協力に絞って援助していた。
しかし、こうした援助も徐々に縮小し、11年度は約41億円だったが、16年度は約5億4000万円まで減り、今年度は医療や教育分野の専門家派遣などについて協議しています。
医療や教育分野でも中国側の技術などが進み、日本政府は「対中ODAはすでに役割を終えた」と最終判断した。外務省関係者は「日中関係が新たな段階を迎える節目になる。今後は日中が協力し、他の地域での支援に取り組みたい」と表明しています。
まぁ、結構難しいけれど、詳しいことは↓に書いてます
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/press/shiryo/page22_000825.html
昨年度は1兆円以上、国際援助に使っていたらしいです
そりゃ、日本は世界のどこに行っていっても親しまれているわけか~(違うかもしれないけど)