東北大学生が飲食起業した話【小さな起業】【東北大学】
【お知らせ】
今からちょうど4ヶ月ほど前
今からちょうど4ヶ月前、突然この企画が始まりました。
舞台となる『EKITUZI』の飲食店をまとめている三塚さんから
「学生でチャレンジしてみない?」と
いろいろなことに興味があり
チャレンジする事が好きな僕はすぐに乗っかり
また一緒に誘われた友達とやる事を決めました。
OPENまで1ヶ月の
超ドタバタスケジュールの中
決まっているのは『仙台駅前でキッチンカーを使う』
ということだけ。
コンセプトややりたいこと
どんなものを売るのか
メンバーを集めたり
前宣伝したり
物を作ったり、、、
やる事が多く
さらに今回のような事に
心構えをしていなかった僕達は日々頭を悩ませ
夜遅くまで話し合い
時には討論しあいながらも
何もなかったところから
「国際交流」「留学生」「日本」「おでん」「学生イベント」「ベトナム」「税務処理」「アルバイト集め」「クラウドファンディング」「オリジナルグッズ」「ポスター」「升」「Tシャツ」「世界のビール」
など決めては形にしていきました。
学祭やイベントに行き宣伝活動も
やることや、コンセプト
目標が決まって、どんどん形になっていき
無事オープンしてからは
たくさんの方に応援の言葉や
マスコミによる宣伝などをしていただき
たくさんの方に来ていただく事ができました。
本当にありがとうございました。
しかし大寒波がくる
しかし時期は冬
わかっていたことですが
どんどん寒くなって行き
それにつれ外を歩くお客さんもまばらに…
12月中旬は目に見えて売上も落ち
本当に苦しい時期がありました。
僕自身、
代表であるにもかかわらず弱気になってしまい
周りの方に迷惑をかけてしまっていました。
そんな僕を見て注意してくださり
代表として活動する以上、
代表らしく弱気にはならない
そう改めて思い返して12月は踏ん張る事ができました。
後半は忘年会シーズンもあり
寒い屋外ですがワイワイと賑わっていました。
忘年会シーズンのすごさを実感しました…笑
昨年はEKITUZIを営業していくために
初めて青森の実家以外で年越ししましたが
たしかに家族に会えないのは少し寂しいですが一緒に頑張る友達と過ごす年越しも
楽しいものでした
年が明けてお正月、そして大寒波。人がいない中物を売るためにあれこれ考えましたが、自然の力には勝てず、そして今に至っています。
この4ヶ月
この4ヶ月期間としては長く思いますが、
僕と友人
サポートしてくれた人達と
StudentTrain で駆け抜けたこの4ヶ月は本当にあっという間の時間でした。
お金に関しては
これからも回収して行かなければなりませんが、
それ以上の人との出会いや
僕達にしかわからない経験や
これからの目標を見つける事ができました。
『人が人を成長させる』
という言葉がありますが本当にその通りで
僕らの活動で成長できた学生もいれば、
逆にこの活動を通して僕達が成長出来ました。
この4ヶ月は
将来の僕達にとってかけがえのない経験になると思います。
短い間でしたが
まず一旦「キッチンカー」の営業を終了するにあたり
ここで締めくくらせていただきたいと思います。
オリジナル商品をつくってみたり
空っぽの空間とトラック
メニューを作成
さみしいのでトラックをデコレーション
日差しも出てぽかぽか
学生スタッフ達
高校の先輩が遊びに
ニュースサイトにも取り上げられ
時にはそとで会議
寒ければストーブを導入し
風が強ければ壁を作り
それでも寒ければ天とも導入
それでも雪や強風には…
謝辞
実際に活動をして見えた課題
{マーケティングの重要性}
・初期投資を多くかけすぎた→升やTシャツ、ステッカーなど、本当にお客さんが何を必要としているのかを調査し物を決めて作るべき
{初めは少人数で集中的に活動していき、徐々に増員して仕事の分配をしていく}
・活動内容に対してのメンバーのバランス→日々の活動に対してメンバーが多くなりすぎて一人一人の活動が少なくなり、メンバーのモチベーションを保つ事が難しかった。
{仕方ないのかもしれないこともある}
・寒さ対策→キャンプ用のテントでしかやっておらず、寒い
{毎日どんなことでもSNSなどに投稿していく必要あり}
・認知度が低い→初めの頃はマスコミなどにより、一瞬知名度が上がったがその後の活動で宣伝活動にまで手が回らず、継続的な宣伝をしっかりと出来なかった。
{売上予想と混雑具合の計算}
・人件費を削りすぎてメンバーに迷惑をかけてしまった→必要な人件費を計算してその人件費内でシフトを組む必要がある
学んだことを活かす
実際に活動してみて見えた課題や、
次にやるときの注意点なども
今回の体験で得ることができました。
やって終わりにするのではなく、
今後もこの活動で得た知識や経験を活用していきたいと思っています。
飲食業の難しさ、
しかしそこにある楽しさややりがい。
学生だからこそチャレンジできることや
周りからの支援。
時間を投資して
たくさんの経験を得ることの重要性と、
そこに至るまでの行動力。
支えてくれ、一緒に活動してくれる仲間の大切さ。
楽しいことも辛いことも何一つ無駄なものは無い
充実の4ヶ月を送らせていただき、ありがとうございました。
☆
青森県平内町のほたて王子こと塩越遼太のぶろぐ