【心理学】あれ?なんか呼ばれた気がする・・・

こんにちは!青森のほたて王子こと塩越です。

今日は

「あれ?なんか呼ばれたきがする・・・」

という経験についての話です

それ「カクテルパーティー効果」と言います

大勢のパーティーや、人混みの中でも自分が興味を持っている人の会話や

遠くからでも自分の名前を呼ばれたりすると自然と聞き取ることが出来ますよね

というより聞き取ることが出来るのです

これは人間の脳が聞いてる音の中から必要性・重要度の高い情報を選別して重点的に聞き取ることが出来るからです

心理学ではこれを

カクテルパーティー効果(または選択的注意)といいます

実際周りがどんなにうるさくても聞き取れるのは人間の耳の特殊な構造によるところも大きいのですが

相手の話や聞こえる内容に注意を向けているという心理学的要因も無視できないのです

例えば電車の中

例えば電車の中で眠り込んでしまっても、電車内の放送で自分が降りる駅名が聞こえると

「・・・はっ!!」

となるときありますよね

これもカクテルパーティー効果の一種

毎日乗り降りしていると無意識に自分の名前と同じくらい認識されてるからです

実生活に応用することは?

このカクテルパーティー効果を積極的に日常生活にも応用できる場面がいくつか紹介していきます

相手との距離を縮めたいと思っている時に

会話の中で出来るだけ相手の名前を呼ぶようにすることで

無意識のうちに相手の注意や関心が自分に向けられる・・・

取引先の名前を連呼する

これは上記と同じで、ビジネスの場面で取引先と打ち解けたいときなど

相手の名前を会話の節々で入れてみましょう

相手は自分の会話に意識を向け、商談を真剣に検討してくれます

また親密度も上がることで、競合と比べられたときに仲の良い方を採択して売れることもありますよね

ただ、連呼には注意

呼びかける対象を絞る

商品宣伝など

「今日は特売~お安いですよ~」と全体的に呼びかけるのではなく

ターゲットを絞っていきましょう

例えば

「二人暮らしのカップル限定」「お子様がいる方限定」「20代女性限定」などなど

ターゲットを絞れば、その対象にあたる人は「お?」と聞いてくれるかもです

目的や範囲を明確に

テストや試験勉強中、成績をあげたい!と思って勉強していても

ただ漠然と問題集を説いたり、教科書を読んでもなかなか成績は上がりませんね

こういう場合、例えば志望校を明確にすると

その志望校の過去問から問題の傾向や範囲が絞られるので勉強にも身が入るのではないでしょうか

またしっかりとスケジュールをたてて、いつまでに何をやるか明確にして自分に意識させるのも有効です

二人だけの愛称で呼び合う

恋愛において

名字ではなく名前で呼び合うことで親密度が増す効果は大きいです

さらに、二人だけの愛称で呼び合うことでますます二人の親密度は上がります

二人だけの情報を共有することでお互いが相手に集中して興味深く聞くようになるのです

重要なのは「意識」

現代私たちのまわりはたくさんの情報であふれかえっています

つまり無数の情報の取捨選択を常に行っているのです

どんどん成長していく人はこのあふれかえっている情報の中から「自分の求めている情報」をビビビッとアンテナを張り巡らせてキャッチしているのです

「重要なこと」をキャッチするために常に意識して

どうでもよい情報に惑わされないようにしましょう!

では